環境考察の練習の記録

 環境考察の練習としてポケモンSVの仲間大会の考察をしたところ、思いの外楽しかったのでその記録。

  1. 参加した仲間大会のルール
  2. 環境考察
  3. 構築経緯
  4. 対戦の反省
  5. 終わりに

 

1.参加した仲間大会のルール

・一般ポケモンのみ。パラドックス・ヒスイポケモンも禁止。

・テラスタル禁止。

 

2.環境考察

 一般ポケモンのみのルールという事で、レギュレーションAをイメージしながら考察開始。tier表を作成してみた。

1)対策必須の最強予想

 カイリューサーフゴーに加えて、強いフェアリータイプが少ない為、種族値の高いドラゴンタイプが多くなる事が予想された。

 ただ今回はテラスタルがない為、上記に対面勝てる一般フェアリータイプ最強のミミッキュがSランクのトップに入ると予想。カイリューサーフゴーはテラスタルなしでも強いのでSランクとした。

2)Sラインの変化

 ランクマのレギュレーションDと違い、パオジアン、テツノツツミ、ハバタクカミのような高速アタッカー、ブーストエナジーによるSブーストがない為、100族付近でも結構早い。環境のドラゴンの中で、ドラパルトを除く全てのドラゴンの上を取れて、レギュレーションAでも結果を多く残しているガブリアスもSランクと考えた。

3)ランクA以下

 使いたい、強そうと思ったポケモンをリストアップ。

 大体の基準としてタイプが優秀なポケモン、単体性能が高く軸になれるポケモンをA、起点作成やクッション、補完として優秀そうなポケモンをB以降に並べた。ステロ撒菱毒菱を撒けて、他にも役割を持てそうなポケモンは評価高め。

4)環境・型予想・特殊ルールで評価が変わったと感じたポケモン(一部)

カイリュー

ラスタルの一致補正を失った神速の火力を補う鉢巻型が多くなると予想

サザンドラ

天然ポケモンに強い眼鏡型。Sも早くて増えると予想

・ステロ撒き

カバルドンコノヨザルデカヌチャンを筆頭に少なからずいると思われる。全体的にパワーの落ちる本ルールでは定数ダメージは無視できない。特に毒菱は毒タイプが少ないので消されにくく有効と予想。

・ヘイラッシャ

 ほぼ全ての物理アタッカーを止めてくるので対策必須。

・キョジオーン

岩単タイプの為弱点を突きやすいので減ると予想。

・パーモット

Sが早く電気・格闘・氷の範囲が優秀。

→でんこうそうげきが1度の登場で1発しか打てない事に気づき評価A→Cへ。

 

3.構築経緯

 今ルール最強予想のミミッキュに勝てて、物理ドラゴンを受ける事ができるゴツメアーマーガアから組み始めた。ヘイラッシャにしない理由は蜻蛉返りで自分始動で有利対面を作れる事と挑発を撃てる点を評価した為。

 対面操作後のアタッカーとして、高いSから強力なタイプ一致打点を撃てる鉢巻ガブリアスを選択。浮いているポケモンが少ない為地震の通りが良く、浮いている相手には逆鱗が通る。

 ガブリアスの逆鱗を止める鋼、フェアリータイプに強いアタッカーとしてウルガモスを採用。両タイプとも物理に寄っているため、物理アタッカーに強くなれるHB寄りの鬼火蝶舞型とした。ステロ対策で厚底ブーツ

 遅いステロや搦手持ち、胞子や欠伸ループを拒否できるやる気コノヨザルをHS挑発ビルド型で採用。相手次第でエース運用も考える。

 ここまででサイクル下で眼鏡サザンドラが受からないため、サザンドラや他のドラゴンへの牽制になり、対面性能の高いチョッキマリルリを採用。

 最後の1匹で迷っていたが、積みアタッカーがいるのに相手の毒菱対策ができていない事、相手のウルガモスに強く、クエスパトラなどの積みアタッカーを毒菱でやんわり対策できる事からドオーを採用。

 偶然だがアマガドオーの並びが出来上がり、ステロ+食べ残し込みの毒ダメ+鉢巻逆鱗2発でHB特化のヘイラッシャがほぼ倒せる事が判明したため、ガブリアスの技残り2枠に有利対面で捲くステルスロックと、相手に毒菱を踏ませるドラゴンテールを採用。

 基本選出をドオー+アーマーガア+ガブリアスとして構築が完成した。

 

○コンセプト

定数ダメージを絡めた役割集中

数的有利を取りながら詰ませにいく

鬼火をもらっても戦えるようにする

 

4.大会の反省

1)環境の答え合わせ

・サーフゴー・カイリューがトップ2に対し、最強と考えたミミッキュが使用率17位だった。サザンドラも18位と低かった。カイリューの持ち物はゴツメが多かったが、性格、技はアタッカー寄りが多かった。

・ドオー、アーマーガアは4位、6位だったので、アマガドオーは正解だったかもしれない。

・使用率トップ20くらいまではtier表のBランクまでで纏まっていたので、環境で強そうなポケモンをある程度見つけることはできていた。

2)対戦面

 毒菱は結構刺さっていた。ガブリアスドラゴンテールは居座り続けるヘイラッシャを流すなど思いの外活躍した。

 逆鱗にマリルリを合わせられて腹太鼓をされて負けた。相手の手持ちにフェアリータイプがいて選出が割れてない内は、逆鱗を押して即負けにならないか常に考える。

 

5.終わりに

 ランクマッチを休止していて時間があったので練習としてゆっくり考察したが、大会後の答え合わせも含めて発見があって面白かった。

 ランクマや他の仲間大会でも実践して目標の3桁に向けて経験値を稼いでいきたい。

シーズン8大反省文

はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン8、お疲れ様でした。

 今期はレギュレーションD最初のシーズンという事で気合を入れて取り組んできましたが、2ROM最終5桁の大敗を喫してしまいました。

 構築記事としては恥ずかしくて世に出せませんが、シーズン終了から数日を経ての自分の反省、感じた事を記録する大反省文として残しておこうと思います。

 なお、プレイング関係の反省は割愛します。

 よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

 

  1. 最終日の構築と構築経緯
  2. 最終日の結果
  3. S8の反省
  4. 終わりに

 

1.最終日の構築と構築経緯

上が最終日構築。下が序盤〜中盤でいっとき使った構築の一つ。

 

 レギュレーションDが開始し過去作の準伝説や御三家、リージョンフォーム、そしてヒスイポケモンが解禁されたため、序盤はいろんなポケモンに触れようとさまざまな並びを試していました。

(スカーフボルトロス+パンチグローブウーラオス、ゴツメフェアリーパオジアン、ゴリニューラ、壁オオニューラ、トリルガチグマorイダイトウ、毒菱ゲッコウガetc…)

 しかし、1ヶ月通してなかなか思うように勝てず、少し勝っても連敗して順位を大きく落としてまた構築を変えることの繰り返しでした。

 そんな中、初手最速草分けガチグマ+襷悪ウーラオス+スイーパーを基本選出とする構築がオフ大会で結果を残しており、レンタルをお借りしたところサブROMや20000位まで溶けたメインROMをレート1760程度まで上げる事ができたので、今期はこの動きを軸にする事に決めました。

 元構築ではスイーパーとなるのがハバタクカミとスカーフイダイトウで、ミミッキュや不意打ちに弱いと感じたので、信頼の厚いハバタクカミを残してもう1匹を変更する事にしました。

 フォロワー様からアドバイスをいただきハッサムを投入したり、ミミッキュやスカーフランドロスなどいろいろ試しましたがしっくりこず最終日まで迷走していました。

 迷った末にラスト1枠を初手にもスイーパーでも出せそうという理由でチョッキ電気テラバーストパオジアンとしました。

 また、元構築では展開型だったヒードランを受け破壊型に、食べ残しがヒードランに移ったためカイリュー厚底ブーツを持たせて構築完成としました。

 

2.最終日の結果

 結果としてはメイン19勝23敗、サブ8-14敗と勝率42%と大敗でした。ずるずると順位を溶かして2ROM20000位が見えたところで撤退しています。

 

3.S8の反省

1)考察不足

 今回はシーズン途中に結果を残した方のレンタルをベースに構築を組んでいます。基本選出に至ってはそのまま同じです。自分で考えたのはほとんど最後の1枠だけでした。当然その構築はシーズン途中の環境やオフ会を想定した組み方をされているので、終盤の環境に合っているかと言われると疑問が残ります。考案者の方も最終日構築は違う並びを使っていた様でした。

 実際4〜5桁では初手のガチグマはほとんど決まらず不利展開からスタートしたり、選出やプレイングを歪まされる事が多かったです。

 確かに今期は思うように勝てていなかったとはいえ、ただ結果を残していたからその構築を使うという考えは良くなかったかと思います。使うにしても今の環境に合わせる手段は考えるべきでした。

 補完の3匹もとりあえず元構築のカイリューヒードランを自分が使いたい型で入れた、対面性能が高そうだから電気パオジアン、と非常に考察が浅いです。

 実際過去の自分の調子の良かった時の記事では、浅いなりにもう少し考えているようでした。

 補完枠を考えようにも構築のコンセプトの上っ面しか理解していない状態では、「自分の使いやすいように変える」ではなく、コンセプトの破綻を招くただ改悪になってしまうと感じました。

 せっかく記事も込みで公開されていたので、参考にするべきは「並び」ではなく構築を組んだ「考え方」であるべきでした。

 

2)対戦の記録不足

 ここで構築経緯の一文に着目します。

 【1ヶ月通してなかなか思うように勝てず少し勝っても連敗して順位を大きく落としてまた構築を変えることの繰り返しでした。

 これです。何故勝てたのか、勝てなかったのかが明確化されず、結局構築を組む際の考察に試合の反省が含まれにくくなっているものと思われます。

 構築を組むときにとのポケモンや動きを軸にするかのヒントをみすみすドブに捨てている訳ですね。

 負け試合の後は簡単にどうしていたら勝っていたのか反省をするようにはしていましたが、反省の記録がなくよほど印象に残らないとその場限りになっていました。

 使用しているダメージ計算アプリの機能として、自分と対戦相手の並びと勝敗の記録とメモができるのですが、勝敗だけ記録してあってメモをしていなかった為、後で見返しても試合内容や反省点が分からず困ってしまいました。

 せっかく記録するならできる限り反省点を後で分かるようにしていきたいと思います。

 

3)一度勝てなかった並びやポケモンを考察対象から消してしまう。

 悪い癖なのですが、シーズン中使っていて勝てなかった構築にいた2〜3匹の並びを、「弱かった」からと最終日の考察対象から外してしまう事が多いです。

 そんな並びや動き、全く考察していないポケモン達が最終的に上位で結果を残している事があります。

 例としてS8の上位記事に「パオジアンをスカーフボルトロスでボルチェン→パンチグローブウーラオスの先制技で倒す」動きから組み始めたと書かれた構築がありました。

 ここで上記の2枚目の方の構築の画像を見ると、スカーフボルトロスとパンチグローブウーラオスがいるんです。勿論、当時の私の採用意図は全然違っていたのですが、一度諦めた並びにも強い点がなかったか、今の環境に刺さっていないかどうか、振り返る事も大事だと今は感じています。

 

4)構築を変える判断

 正直なところ永遠の課題だと感じています。ですが今回は明らかに4〜5桁では初手ガチグマの通りが悪いと感じていたにも関わらずそのまま突撃して連敗を喫しています。

 何故そんなことをするのかと言えば、構築(軸)は強いと決めつけてしまう、相手の対策の対策方法が分からない、他の強い動きや並びが分からない為そのまま突っ込むしかないのだと考えています。

 ここで上記の考察や反省の記録が生きてくるわけですね。

 構築作成力のない私には難易度が非常に高いのですが、結果を残している方々はこの部分を妥協しないから強いのかなと感じています。

 いっそのことミミッキュ等を入れてトリックルーム偽装を試しても面白かったかもしれませんね。

 

5)連敗している時のメンタルリセット

「次勝てばまだ勝ち越し」「まだ五分」

「次勝ったらやめよう」

「負けたら終わるつもりだったけどこれは運負けだからノーカン」

 連敗してる時、私は大体こんな精神状態でいる事が多いです。

 だらだらずるずる黒星を重ねて集中力を無くし、反省もしなくなり次にも生かせない最悪の時間ができあがります。

 反省する理性が残ってるうちにスパッと諦めて一度メンタルをリセットしましょう。

 

4.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 長くなってしまったので良かった点やポケモン単体の反省は割愛、または気が向けば別の記事でまとめようかと思います。

 大反省文と銘打って長々と書き連ねましたが、まとめきれているでしょうか。

 他にも反省すべき点はあるでしょうが、概ね書きたいことは書き切ったのでここで締めようと思います。

 もし、最後まで見てくださった方がいて、少しでも胸に刺さる物があれば幸いでございます。

 S9はリアルの都合もありますが、メンタル回復のために休憩するつもりなので、S10以降のランクマッチで少しでもいい結果を残せるように反省を生かして頑張りたいと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。

ポケモンSVシーズン7 最終2557位 深夜テンションディンルーカイリューサーフゴー

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン8の構築メモになります。今期は終盤潜ってなくて早々に撤退してるのでメモです。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

 

TN 牧之原翔子 最終2557位

 

1.構築経緯

 中盤にセグカミラッシャ構築でメイン3桁、中国語ロム1000位台に上げた後最終日まで仕事やレギュレーションDの仲間大会、コレクレーレイドなどに時間を割いていたのでランクマから離れていました。

 最終日に中盤使っていた構築でメインロムで潜ったらボロ負けしてしまったので早々に撤退。

 このルールはこれで最後の為深夜まであそんでいた所で普段使っているサブROMで一戦もしていないことに気づいたので慌てて構築を組み始めました。

 マスボ級を目指すならシンプルな構築の方がいいと考えているので前期使っていた「ディンルー+カイリュー+サーフゴー」の並びでイーユイを重くみてドドゲザンをマリルリに変更して構築の完成としました。

 

2.個体紹介

ディンルー@オボンのみ

特性 厄災の器 性格 腕白

テラスタイプ 水

努力値 244-12-12+-0-196-44

実数値 261-132-161-*-125-71

HD-眼鏡イーユイの臆病炎テラスオーバーヒート確定耐え

S5で結果を残した方の調整を参考にさせていただきました。

技 地震 カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし

 今期はレンタル以外で一度も触ってなかった為前期と同じ調整。対面性能も高い為ステロ巻きですが2番手からクッション要員として選出もしました。

 

カイリュー@厚底ブーツ

特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り 

テラスタイプ ノーマル

努力値 196-252+-0-0-0-60

実数値 191-204-115-*-120-108

技 神速 地震 羽休め アンコール

 前期と同じ普通のカイリュー。最終日のランク9〜10ではアンコールが何度か刺さりました。

 

サーフゴー@拘り眼鏡

特性 黄金の身体 性格 控えめ

テラスタイプ 鋼

努力値 108-0-52-174-20-156

実数値 163-*-115-203-111-136 

    (A個体値0)

H-B

意地キノガッサの炎テラバースト最高乱数切り耐え

陽気バオジアンの不意打ち最高乱数切り耐え

H-D

臆病ハバタクカミのシャドボ最高乱数切り耐え

S

準速キノガッサ抜き抜き

技 ゴールドラッシュ シャドーボール 

  サイコショック トリック

 前期はCSぶっぱでしたがシーズン中使っていた時に炎キノガッサが気になった為耐久調整してました。ついでにカミのシャドボ耐えにしたら1回活きました。

 

ハバタクカミ@拘りスカーフ

特性 古代活性 性格 控えめ

テラスタイプ フェアリー

努力値 100-0-172-212-4-20

実数値 143-*-97-200-156-158

    (A個体値3)

H-B  特化カイリューの鉢巻地震確定耐え

S       最速コノヨザル抜き抜き

C      できるだけ高く 耐久無振りのテツノツツミを確定で落とせるライン

あまりD

技 ムーンフォース シャドーボール 

  サイコショック パワージェム

 前期の調整そのまま。サブROMマスボ級昇格戦で耐久振りスカーフが活きて勝ったので最高のポケモンでした。

 

テツノドクガ@ブーストエナジー

特性 クォークチャージ 性格 控えめ

テラスタイプ 水

努力値 28-0-172-156-4-148

実数値 159-*-102-198-131-149

    (A個体値2)

シーズン4最終1位のくろこさんの調整を真似させていただきました。

技 炎の舞 ヘドロウェーブ テラバースト 

  身代わり

 前期の調整そのまま。キョジオーンやチオンジェンに対する安定感は圧倒的でした。

 

マリルリ@突撃チョッキ

特性 ちからもち 性格 意地っ張り

テラスタイプ 炎

努力値 236-252-0-0-0-12

実数値 205-112-100-*-100-72

HAぶっぱ

技 アクアブレイク じゃれつく アクアジェット 馬鹿力

 今期はイーユイが流行っているようだったのでイーユイ対策で投入。イーユイ以外にもよほど苦手なポケモンでなければ打ち合えるのでとても使いやすかったです。

 ほとんどの対戦で選出してました。

3.選出・立ち回り

・ディンルー@2

マリルリ@2

大体これだった気がします。

 

4.重いポケモン・構築

少ししか対戦してないので明確にきつい並びには当たってませんが、ディンルーカイリューサーフゴー構築に強いポケモンは大体苦手だと思います。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 来シーズンはルールが大きく変わる為不安もありますがモチベーションは高い為頑張りたいと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。

シーズン6 最終2079位 ディンカイサフゴパラドックス土下座

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン6にて、最終2079位、最高レート1860の構築記事となります。

 結果は満足のいくものではありませんでしたが、ポケモン対戦を始めた頃からの目標である最終3桁にあと一歩だったので、次に向けての記録という形で残したいと思います。

 よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

 不慣れな為至らない点が多いと思いますがご容赦ください。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

TN ネム 最終207位

最終レート1806.982  最高レート1860.413
TN アストレア 最終5桁

 

1.構築経緯

 S6はS5の上位記事のレンタルをお借りしながらいろいろな系統の並びを試して、そこから自分で構築を組んでみる動きを繰り返していました。ところが最終日3日前辺りからその時点で使っていた構築が全く勝てなくなりサブROMが5桁まで溶けたので構築の変更を余儀なくされました。

 時間がない中で構築を組み直すに当たって、ステロ撒き+削りのディンルー、ステロ展開に強い厚底ブーツ神速カイリュー、こだわりメガネサーフゴーのスタンダードな並びがシンプルで使いやすいと感じたので上記の3体を軸としました。

 「ディンルー+カイリュー+サーフゴー」の並びを使うに当たって、

カイリューの神速を透かす速いゴーストタイプorゴーストテラス

②パオジアンの氷・悪打点、テツノツツミの氷・水打点

ミミッキュ、ハバタクカミのゴースト・フェアリー打点

④初手のディンルー・イダイナキバ対面

⑤対セグカミラッシャ系統

⑥対チオンドクガ系統をサーフゴーだけでは見れない

⑦ミラーへの回答

 主に上記が弱点になるとシーズン中に感じていたため、この辺りの最低限のケアは必要と考えました。

 まず4匹目として氷・悪・ゴースト・フェアリータイプに強いポケモンを探したところ、フェアリーテラスのドドゲザンが当てはまったので採用しました。初めはパオジアン対策のゴツメを持たせたりメンタルハーブ剣舞型で使っていましたが、汎用性がなく最終的に対ハバタクカミの性能が跳ね上がる負けん気チョッキ型になりました。

 次にディンカイサフゴミラーやパオジアン・テツノツツミ、水ロトムなどに強く、軸とドドゲザンに足りない素早さを補うスイーパーとして、耐久振りのスカーフハバタクカミを採用しました。

 最後にチオンドクガ系統、キョジオーンに勝てる枠として水テラスのブーストエナジーテツノドクガを採用しました。

 以上で構築の完成としました。

 

2.個体紹介

ディンルー@オボンのみ

特性 厄災の器 性格 腕白

テラスタイプ 水

努力値 244-12-12+-0-196-44

実数値 261-132-161-*-125-71

HD-眼鏡イーユイの臆病炎テラスオーバーヒート確定耐え

S5で結果を残した方の調整を参考にさせていただきました。

技 地震 カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし

 ステロ撒き+削り要員。テラスタイプは前期のフェアリーからパオジアンの氷柱落としを重く見て水は変更しました。

 前期と比べてやはり対策が進んでいる感は否めませんが、それでも持ち前の耐久で仕事をしてくれました。

 火力もあるため、テラスタル込みで低耐久のアタッカーなら突破できるので選出段階や対戦の流れ次第で積極的にテラスタルしてました。

 

カイリュー@厚底ブーツ

特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り 

テラスタイプ ノーマル

努力値 196-252+-0-0-0-60

実数値 191-204-115-*-120-108

技 神速 地震 羽休め アンコール

 高耐久神速アタッカー。今期はパオジアンや高速アタッカーのゴーストテラスタルが増加した影響で動かしにくさを感じて選出率は控えめでした。

 アンコールは裏に繋げたりトリックで縛って詰める動きが強いためずっと使ってましたが流石に読まれるようになってきた印象です。

 

サーフゴー@拘り眼鏡

特性 黄金の身体 性格 控えめ

テラスタイプ 鋼

努力値 4-0-0-252-0-252

実数値 163-*-115-203-111-136 

    (A個体値0)

技 ゴールドラッシュ シャドーボール 

  サイコショック トリック

 CSぶっぱ。眼鏡の高火力やカイリューとの相性補完やトリックでの詰めは変わらず強力でした。フェアリーテラスを切ったドドゲザンとの補完も取れており非常に使用感が良かったです。

 サイコショックの枠は10万ボルトやパワージェムと入れ替えながら使っていましたが、受け構築への打点としてサイコショックを最後は採用しました。

 

 

ハバタクカミ@拘りスカーフ

特性 古代活性 性格 控えめ

テラスタイプ フェアリー

努力値 100-0-172-212-4-20

実数値 143-*-97-200-156-158

    (A個体値3)

H-B  特化カイリューの鉢巻地震確定耐え

S       最速コノヨザル抜き抜き

C      できるだけ高く 耐久無振りのテツノツツミを確定で落とせるライン

あまりD

技 ムーンフォース シャドーボール 

  サイコショック パワージェム

 お気に入りのハバタクカミです。サーフゴー以外に神速を透かせるのも高評価。

 耐久振りが本当に偉くて、マルチスケイルやテラスタルどちらかを盾に居座ってきたカイリューにも対面勝てます。テツノツツミ対面もブーストエナジーなら耐えて返しのムーンフォースで倒す、眼鏡なら上から倒すことが可能です。

 スカーフもよく刺さっていて、レギュレーションCはSブーストのハバタクカミが多く、次点で眼鏡型が多いことから、相手のパオジアンがこちらの型をSを削った眼鏡型と誤認して先制技を撃たずに上からムーンフォースで倒すことが何度もありました。

 エナジーハバタクカミには対面勝てませんが、後述のドドゲザンがエナジーハバタクカミに強いので、一度流せば次は上から倒せる点もシナジーが取れていてとても良かったです。

 サイコショックは前期1位の構築にドオーがいたため増える予想で入れましたが全然いませんでした。

 パワージェムはウルガモスがきつくて入れましたが入れてからは一度も当たらなかったので撃ってません。

 色違い個体はフォロワーさんに頂いたもので、活躍させてあげられて良かったです。

 

テツノドクガ@ブーストエナジー

特性 クォークチャージ 性格 控えめ

テラスタイプ 水

努力値 28-0-172-156-4-148

実数値 159-*-102-198-131-149

    (A個体値2)

シーズン4最終1位のくろこさんの調整を真似させていただきました。

技 炎の舞 ヘドロウェーブ テラバースト 

  身代わり

 中盤からチオンドクガやキョジオーン対策枠で採用しており、使い勝手がとても良かったため最後まで使い続けました。少なかったですが毒菱回収もできるのが偉い。構築のポケモン達との補完がいい具合に取れていたことも良いポイントでした。

 水テラスなのでミラーやイーユイにも対面勝てます。交代読みやテラスタルで相性を覆して身代わりを貼る動きも強いため中速〜低速の構築には良く刺さりました。

 カイリューの神速や高速アタッカーには隙を見せるため身代わりや裏でのケアをしっかりする必要があります。

 

ドドゲザン@突撃チョッキ

特性 負けん気 性格 意地っ張り

テラスタイプ フェアリー

努力値 124-244-0-0-0-140

実数値 191-204-140-72-105-88

S      無振りアーマーガア、4振りラウドボーン抜き

A      ほぼ特化

あまりH

技 ドゲザン 不意打ち テラバースト アイアンヘッド

 最終日2日前に降ってきたポケモン。レギュレーションAで結果を残していることからカイリューサーフゴーに強く、パオジアンやミミッキュに対しても対面勝つことができます。また、神速を透かすゴーストテラスにも強い点が素晴らしかったです。

 特性や持ち物、技はギリギリまで迷走していて、聖なる剣を撃ちにきたパオジアンを倒すゴツメ、アンコールを誘って火力を上げる剣舞+メンタルハーブも試していました。ゴツメは電気テラバーストやおそらく交代かテラス読みの氷柱落としを撃たれることが多くて腐ってしまい、メンタルハーブも腐りやすいので対面性能を上げるチョッキに落ち着きました。

 チョッキにしたことで眼鏡以外のハバタクカミに安定して後出しできるようになり、そこでムーンフォースのCダウンがよく発動していたので特性を総大将から負けん気にしてみたところ、とにかく刺さりました。ほぼ毎回Cダウンを引くので素晴らしい活躍でした。

 ただ練度がなかったため不意打ち択で負けたりする事があったので、もう少し早く辿り着きたかったです。

 

3.選出・立ち回り

・ディンルー@2

・ドドゲザン@2

@2は刺さっていそうなポケモンや詰め筋を考えながら選出してました。

 

セグカミラッシャ系統

・ディンルー+ドドゲザン+サーフゴーorハバタクカミ

イダイナキバがいたらハバタクカミを選出。

 

チオンドクガ系統

テツノドクガを選出

 

4.重いポケモン・構築

・パオジアン

 氷柱落としの怯みの運ゲーが酷いです。フェアリーテラスのドドゲザンを怯みで突破されて泣いてました。

 テラスタルも電気だったりゴーストだったりこちらが嫌なタイプと型に変わってくるので本当に強いです。

 絶対零度にも最終日初めて遭遇してきっちり3タテされてます。

 このポケモンをいかに早く処理できるかが勝敗に直結してます。

 

ミミッキュ

 ドドゲザン投入後は少し安定しましたが、剣舞を積まれたり搦手のあるミミッキュもいて非常に苦しめられました。

 

・イダイナキバ

 前期6位の方のイダイナキバが初手ディンルーの天敵なので苦しいです。インファイト地震を撃ち、次のインファイトにハバタクカミを合わせていましたが普通に読まれてぶちかましを撃たれます。

 インファイトを甘んじて受けて次ターンでテラスタルした方が倒せますが、その後の立ち回りが窮屈になるのでしんどいです。

 

ウルガモス

 鬼火と蝶の舞で突破不可能になるのできついです。上手くテツノドクガが対面できるといい勝負できます。

 

ロトム

 スカーフトリックや鬼火がこちら視点見えにくく型を誤認すると非常に後手に回ります。

 水はハバタクカミでなんとかしてました。炎はきついですが当たらなかったのでなんとかなりました。

 

マリルリ

 ディンルーがテラスタルを切らないと突破されるのでその後の立ち回りを考えて行動する必要があります。

 

・地割れチョッキディンルー

 撤退前のあと1〜2勝で3桁というところで初ターンでディンルーを倒され2体目もほぼ相打ちのような形でもっていかれました。無理です。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 今期は自己ベストの更新はありませんでしたが、ずっと目標にしている最終3桁に1番近いところまでいけた点は良かったです。

 中盤〜終盤にかけて何度も何度も5桁まで溶かしては4桁前半へ戻すことを繰り返していたので、大きく溶かす前に修正して持ち直せるようになりたいと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。

ポケモンSVシーズン5 最終2065位 厄災パラドックスカイリュー

 

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン5にて、自己ベストを更新して自身初の最終レート1800超えや瞬間3桁を達成できたため、記念として構築記事を書こうと思います。

 よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

 不慣れな為至らない点が多いと思いますがご容赦ください。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

TN ネム 最終2065位 R1835.729
TN アストレア 最終2231位 R1826.758

 

1.構築経緯

 S5の序盤は前期使用していたイルカマン+カイリューの並びが4災にも強そうだったのでそこから構築を組み始めて序盤に瞬間3桁に辿り着きましたが、テツノツツミや中盤増加した電気テラスパオジアン、終盤に増えたラムのみカイリューに後手に回る事が多く軸の変更を余儀なくされました。

 まず、構築の軸を流行っていて扱いやすかったラムのみ3ウェポン型カイリューに変更。

 このカイリューは初手から出てくる事が多い印象でしたが、裏から出す選択肢を取れるようにクッション兼起点作成のディンルーと、パオジアンやカイリューに弱くない第2の初手要員としてハッサムを採用しました。

 次に変化技のカット、ゴツメの削りや電磁波のS操作でエースの一貫を作る役目としてゴツメサーフゴーを採用。

 5、6枠目には入れ得の最強ポケモンとして物理特殊のかなり広い範囲に対応可能なブーストエナジー甘えるハバタクカミと、チョッキ枠兼パオジアン、カイリューに勝てるフェアリーテラスセグレイブを採用。

 一旦これで潜っていましたが、スイーパーの存在が足りないように感じたため、ハバタクカミをスイーパー兼詰め要員としてブーストエナジーテツノツツミに変更。

 対戦する中でセグレイブが少し重いイーユイの眼鏡オーバーヒートで吹き飛ぶ事が判明してマリルリに変更しました。

 以上で構築の完成としました。

 

2.個体紹介

カイリュー@ラムのみ

特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り 

テラスタイプ 飛行

努力値 4-252+-0-0-0-252

実数値 167-204-115-*-120-132

技 テラバースト 神速 地震 アンコール

 構築の軸。終盤散々ボコられたため使ってみたポケモン。ずっと羽休めのないカイリューを信頼していませんでしたが、舐めてました。強かったです。ラムのみで状態異常を気にせずアドバンテージを取りにいける事でイージーウィンを貰う事も多くありました。火力の増強ができないため、初手で荒らすか、他で削ってから通すかを選出画面で考えながら使っていました。

 

ディンルー@オボンのみ

特性 厄災の器 性格 腕白

テラスタイプ フェアリー

努力値 244-4-12+-0-228-20

実数値 261-131-12-*-119-68

技 地震 カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし

 通称史上最強のポケモン。初手に出すか2番手に置きクッションとして運用しました。幅広くクッションになれるようにB補正のD振り。

 基本的にワンパンはされないため確実に仕事をしてくれて頼りになりました。

 ただカタストロフィをよく外しました。

 

ハッサム@拘り鉢巻

特性 テクニシャン 性格 意地っ張り

テラスタイプ 炎

努力値 252-252+-0-0-0-4

実数値 177-200-120-*-100-86

技 バレットパンチ 蜻蛉返り インファイト テラバースト

 前期のイルカマンの枠。ゴツメHBやオボンのみを持たせてカウンターを搭載した型も試しましたが、他に持たせたいポケモンがいたため結局鉢巻に落ち着きました。火力型が活きる場面もあったため正解だったと思います。

 パオジアンやセグレイブがいたら優先的に投げるようにしていました。ハバタクカミは炎テラスもいたため要注意でしたが、炎になれば裏のツツミが通るので戦局次第で積極的に突っ込みました。

 テラスタイプはフェアリーの耐性の維持と炎への耐性を得てサーフゴーに打点を持てる炎。1度しか切ってません。

 

サーフゴー@ゴツゴツメット

特性 黄金の身体 性格 図太い

テラスタイプ 水

努力値 244-0-156+-0-0-108

実数値 193-*-148-153-111-118

技 祟り目 気合玉 自己再生 電磁波

 変化技の牽制役兼クッション枠2。無難に強かったですがディンルーや早いサーフゴーに弱く、通りが悪く感じました。

 最終日はかなり自覚が薄く電磁波をよく外しており、気合玉も3回打って2度外しているため命中不安の少ない別の型を検討しても良かったかなと思っています。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

特性 クォークチャージ 性格 控えめ

テラスタイプ 水

努力値 60-0-4-188+-4-252

実数値 139-*-135-184-4-252

S3のくろこさんの最終日動画の調整

技 ハイドロポンプ フリーズドライ 身代わり アンコール

 スイーパー兼詰め要員としての採用。技範囲も補助技も優秀でとても強かったです。

 ただ、この子もハイドロポンプの外しがよく目立っており、何度も勝ち試合を落としました。

 テツノツツミを使う者の宿命とはいえ非常に悔しいです。

 

マリルリ@突撃チョッキ

特性 ちからもち 性格 意地っ張り

テラスタイプ 炎

努力値 236-252+-0-0-0-12

実数値 205-112-100-*-100-72

技 アクアブレイク 戯れつく アクアジェット 馬鹿力↔︎テラバースト

 フェアリー枠チョッキ枠。S1初期以来の採用。初めはフェアリーテラスセグレイブでしたが、最終日当日の朝に眼鏡イーユイにワンパンされてしまい対応できる枠として採用しました。

 テラスタイプはウルガモスの鬼火に対応可能な炎。技は馬鹿力とテラバーストを両方試しましたがほとんどマリルリにテラスタルを切らないため馬鹿力としました。

 役割対象のイーユイにあまり当たらなかったので選出率はかなり控えめでした。

 

3.選出・立ち回り

カイリュー+@1+テツノツツミ

・ディンルーorハッサム+カイリュー+テツノツツミ

 上記2つが基本選出で、カイリューともう1枠で荒らしてテツノツツミで締める動きを狙います。

 パオジアンやセグレイブがいたら優先的にハッサム、チオンジェンなど搦手が多そうな相手にはサーフゴーを優先して投げました。

 

4.重いポケモン・構築

・キョジオーン

 最終日少し増えてて厄介でした。上手く相手のテラスタルや補助技を誘って一貫を作ったりアンコールで縛る必要があります。

 対策としてサーフゴーを隠密マントにしても良かったかもしれません。

 

・サーフゴー

 型が豊富で対処が難しいです。カイリューで打ち合うか先に他のポケモンにテラスタルを切らせてディンルーで倒すなどで対応してました。

 

・水・炎ロトム

 セグレイブがいなくなった事で受けにくくなり立ち回りが窮屈になっていました。ロトムはこちら視点の有効打が少なくHB鬼火と拘り型の型判別に手間取るとかなり荒らされます。

 

・毒菱展開

 毒菱を回収できるポケモンがいなくなってしまったため、飛行、鋼タイプ多めで選出するか、なるべく対面的に勝てるように立ち回る必要があります。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 今期は初めての瞬間3桁やレート1800超えの達成など、成長を感じるシーズンになりました。

 最終日はずっと1800前後で停滞していたので1900や最終3桁の壁はまだまだ高そうですが、今後のシーズンも潜れる月は頑張ろうと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。

ポケモンSVシーズン4 7042位 イルカマン:ライジング改

 

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン4にて、前期の構築を改良して自己ベスト更新したため、記念として構築記事を書こうと思います。

 今回も順位が伴っていないのと次回からルールも変わるため需要は低いかと思いますがよろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

 不慣れな為至らない点が多いと思いますがご容赦ください。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

TN ネム 最終7042位 R1751.467
TN アストレア 最終7060位 R1751.275
TN   guitar hero  最終48398位

 

1.構築経緯

 S4を戦うにあたって、まずテラピースの消費量をどうしたら減らせるかという問題にぶつかりました。

 考えた結果、前期の構築をアップデートしていけば0から構築を組むより安上がりなのではないかと考えました。他の並びは上位の方のレンタルパーティをお借りして勉強させていただく事にしました。

 

 前期の記事https://nemupoke.hatenablog.com/entry/2023/03/01/204135

 

  前期の構築を改良するにあたって、前期最終日に重かったポケモン、上位の方の構築の強い動きに耐性をつける必要がありました。

①トドロクツキに手も足も出ない

②マスカーニャやコノヨザルに荒らされる

カイリュー、特に耐久型が重い

④毒菱展開への耐性がない

⑤クエスパトラ展開、詰めに対して抗えない

⑥特殊エースがいない

⑦フェアリータイプがいない、打点もない

 大きく上記の問題点を意識しながら構築を考えていきました。

 まず、イルカマンブラッキージバコイルの軸はそのままに、他の3体を解雇。①②に加えてアタッカーカイリューや毒菱にも若干の耐性があるゴツメアーマーガアを採用。④⑥⑦を満たすポケモンとして眼鏡テツノドクガを採用。受け破壊と⑤のクエスパトラのルミナコリジョンへの耐性のある隠密マントガブリアスを採用しました。

 しかし③⑤⑦に対してはっきりした回答になっておらず、ガブリアスもほとんど選出しない上にあまり刺さっていませんでした。

また、

・エースとしてイルカマンを使う都合上、少し不利な並びにも初手イルカマンから入らないといけないことも多く、窮屈な立ち回りを強いられることが増えてきた

・対セグカミラッシャに対して格闘イルカマンの奇襲がバレていたり、スカーフセグレイブが現れて前期のコンセプト通りの動きが難しくなってきた

 以上の様な問題点も浮上していたため何か代わりになるポケモンはいないかと迷走していたらとうとう最終日になってしまいました。

 正直1ROMだけ自己ベスト圏内だったのでほとんど諦めながらサブROMで最終日に潜っていましたが、深夜にふと「イルカマン軸で厳しそうな並びは裏選出で対応したらいいのでは?」と思いつきました。

 対面性能が高く、ある程度のサイクルを回せる、軸のポケモンとも相性が悪くないポケモンを考え、アーマーガアとガブリアスを解雇し、

・セグレイブ、ハバタクカミ、サーフゴーなど環境トップに役割を持ててはたき落とすで腐ることが少ない耐久振りの襷テツノブジン

・裏エースと物理受けをこなせてヘイラッシャやキョジオーンにも勝てそうな飛行テラバーストのゴツメカイリュー

以上の2体を採用しました。初めに考えていた①〜⑦の問題点に対してもある程度の対応もできていると考えて、構築完成としました。

2.個体紹介

イルカマン@こだわり鉢巻

特性 マイティチェンジ 性格 意地っ張り 

テラスタイプ 格闘

努力値 0-252+-0-0-4-252

技 ウェーブタックル ジェットパンチ クイックターン インファイト

 構築の軸。調整は前期から何も変えていません。立ち回りだけ前期から変えて初手セグレイブ対面で襷やスカーフが増えてきたため格闘テラスの奇襲はせず、即引きしていました。

 

ブラッキー@食べ残し

特性 シンクロ 性格 腕白

テラスタイプ 毒

努力値 252-0-252+-0-4-0

技 イカサマ 欠伸 守る 願い事

 こちらも前期から変えていません。安定して強かったです。うっかりイルカマンがやられた後にこの子1体で試合をひっくり返すことが何度もありました。カイリューを採用してからは選出率は結構落ちた気がします。

 来季からは悪タイプの準伝が増えるのであまり使わないかも知れませんが、大好きなポケモンになりました。

 

ジバコイル@突撃チョッキ

特性 アナライズ 性格 控えめ

テラスタイプ 水

努力値 252-0-0-252+-0-0

今期も余り4振り忘れてました…

技 10万ボルト ボルトチェンジ ラスターカノン テラバースト

 こちらも前期から変えていません。ハバタクカミ、テツノツツミなど諸々受けてもらいます。ただ前期より交代は読まれやすかったです。

 

テツノドクガ@こだわり眼鏡

特性 クォークチャージ 性格 臆病

テラスタイプ 草

努力値 0-0-0-252-4-252

技 オーバーヒート 炎の舞 マジカルシャイン エナジーボール 

 特殊エース。対キラフロルに対してイルカマンのクイックターンから着地して毒菱を回収する役割も持たせました。テラスタイプは炎と迷いましたがキノコの胞子や水や地面タイプに抗える草としました。

 有利対面でのオーバーヒートや炎の舞の押し付けがとても協力でした。マジカルシャインは最初に採用した時にフェアリー打点がなかったため入れています。たまに撃ちました。

 

カイリュー@ゴツゴツメット

特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り

テラスタイプ 飛行

努力値 212-44+-64-0-24-156

努力値が10余ってるのでどこかに変な振り方をしてます。

技 テラバースト 龍の舞 羽休め アンコール

 最終日の深夜に入ってきたMVP。S1で流行った記事のうちのどれかをS2で真似した物をそのまま流用したので、調整意図は分かりません。もっと早く採用していたら検討の余地がある部分です。

 裏エースとして本当に申し分ない大活躍でした。タイプ上不利な物理受けもアンコールと合わせて突破可能で本当に強かったです。

 欠点があるとすればやはりテラスタル前提なので選出段階や立ち回りに気をつける必要がありました。

 

テツノブジン@気合いの襷

特性 クォークチャージ 性格 むじゃき

テラスタイプ ゴースト

努力値 44-180-132-4-0-148

最速ガブリアス抜き

セグレイブの地面テラス地震+氷の礫が乱数1発(8.59%)

実況者のバンビーさんの動画の調整をそのまま真似させて頂いています。

技 けたぐり はたき落とす 影打ち ムーンフォース

 裏選出の初手枠。環境トップに対面強く、はたき落とすで腐りにくいのがとてもよかったです。ゴーストテラスキョジオーンをブジンとカイリューで起点にした時はとても楽しかったです。

 耐久振りのお陰で削れた状態からテラスタルを切らずにカイリューの+1ノーマルテラス神速を耐えてけたぐりで倒した時から大好きになりました。

 

3.選出・立ち回り

・イルカマン+ブラッキーorカイリュー+ジバコイル(テツノドクガ)

 ブラッキーカイリューは並びを見ながら刺さりが良さそうな方を投げます。コノヨザルやマスカーニャがいたら大体カイリューです。

 ジバコイルとテツノドクガは受けよりで使うならジバコイル、火力で崩したいならテツノドクガのイメージでした。

・テツノブジン+カイリュー+@1

 裏選出。@1はほとんどジバコイルだったように思います。対面的に戦いながらカイリュージバコイルでサイクルも少し回せるようになりました。

・イルカマン+テツノドクガ+@1

  対キラフロル展開への選出。最終日はほとんど見なかったです。

 

4.重いポケモン

・テツノツツミ

 型が豊富で火力も高いため暴れられる前に一度流したり展開する事で対策していました。

・クエスパトラ

 結局最後まできつかったです。上手くカイリューのアンコールの択を通すかイルカマンのジェットパンチ圏内に入れる必要があります。

・水ロトム

 鬼火を持っているHBが多かったためジバコイルで流したり少しずつアタッカーの圏内に入れるようにしていました。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 今期は本当に迷走した中で無事に自己ベストを更新する事ができてホッとする気持ちもありますが、それ以上にこの並びに気づくのがもっと早ければ…という悔しい気持ちが大きいです。R1800チャレも視野に入れたものの、時間がなくて全然辿り着けませんでした。

 上位の方の記事を拝見すると「強い選出を複数用意する」ことについて触れているように思います。今回とてもその重要性を実感しました。改めて最終日までの考察や試行錯誤は大事なのだと勉強になりました。

 何はともあれ今期も最終的には楽しく対戦できたので良かったです。S5も新ルールで頑張ってみようと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。

シーズン3 最終9857位 イルカマン:ライジング

 

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン3 で自己ベストを更新したので構築を記録として残しておこうと思います。

 順位が伴っていないので主に自分の記録用ですが、よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

 不慣れな為至らない点が多いと思いますがご容赦ください。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

TN ナユタ 最終9857位
TN ネム 最終12063位
他2ROM  最終10万位台

1.構築経緯

 シーズン中盤から覇権の並びだったセグカミラッシャを弄り続けていましたが、終盤にリアルで厄介ごとに巻き込まれてモチベがなくなり撤退していました。ところが最終日前日のアップデートでテラピースを節約できなくなったことから自己ベストを狙うチャンスが今後来るか分からないと思い復帰する事にしました。

 時間がなかったので「セグカミラッシャに絶対勝てれば順位は上がる」をコンセプトに構築を組み始めました。

 考察するにあたり、自分がセグカミラッシャを使っていた時に気になった事や実況者さんの動画や配信を思い出しました。

 

○気になった事・配信での発見(一部)

・「ミミズズ+ハラバリー」の様にセグレイブとハバタクカミを受け回されると中々崩せない

・高火力の先制技に弱い

・ハバタクカミに交代読みの物理技が良く刺さる

・想定外の高火力を押し付けられるとヘイラッシャがクッションとして機能しない

・初手は大体セグレイブ

・電気タイプを見るとセグレイブに地面テラスタルを強要される

・HBイカサマロトムがセグレイブに強い

・ナイーブフォルムの格闘テラス鉢巻イルカマンでセグレイブが確定1発で落ちる

・チョッキジバコイルが眼鏡ハバタクカミにも安定する

 

この中で「格闘テラス鉢巻イルカマン」の奇襲性能に目をつけました。S1でもイルカマンを使っていたのである程度の練度もあると考えて軸にしました。

 次に相棒のクッション枠としてブラッキージバコイルを採用。ブラッキーがセグレイブや多くの物理アタッカーを受けられる事と、ハバタクカミを強烈に誘う事でジバコイルでサイクル有利に立ち回れると考えました。

 次にブラッキーを選出できないと判断した時のクッション枠としてHBイカサマヒートロトムを採用。最初はウォッシュロトムでしたが草技が重すぎた事や物理クッション枠のフェアリーの一貫を切るためにヒートロトムにしました。

 ここまででセグカミラッシャには安定すると考えた為、残り2枠にキョジオーンや受けループ対策として隠密マントサーフゴー、命の珠両刀ガブリアスを採用しました。この2体は出した時はちゃんと活躍しましたが選出率が極端に低かったので要検討枠です。

 以上で構築完成としました。

 

2.個体紹介

イルカマン@こだわり鉢巻

特性 マイティチェンジ 性格 意地っ張り 

テラスタイプ 格闘

努力値 0-252+-0-0-4-252

技 ウェーブタックル ジェットパンチ クイックターン インファイト

 構築の軸。火力お化け。ナイーブフォルムでも格闘テラスインファイトでセグレイブを上から倒せます。フォルムチェンジ後のテラスインファイトはヘイラッシャの後投げを許しません。ジェットパンチでハバタクカミを確定1発。

 全試合選出しました。ありがとう。

 

ブラッキー@食べ残し

特性 シンクロ 性格 腕白

テラスタイプ 毒

努力値 252-0-252+-0-4-0

技 イカサマ 欠伸 守る 願い事

 イルカマンの相棒。持ち前の耐久力とサポート性能で活躍してくれました。イカサマで反撃できるのも高評価。

 テラスタイプはフェアリー半減の毒で採用。ほとんど切ることはなかったが毒ブラッキーを倒す為にセグレイブが地面テラスしたらイルカマンが通るので特に問題なかったです。

 

ジバコイル@突撃チョッキ

特性 アナライズ 性格 控えめ

テラスタイプ 水

努力値 252-0-0-252+-0-0

あまり4振り忘れてました

技 10万ボルト ボルトチェンジ ラスターカノン テラバースト

 クッション枠2兼特殊アタッカー。ハバタクカミやヘイラッシャに対し突破or対面操作を行います。ハバタクカミからのダメージを見て型判別も行います。

 HDにすればもっとハバタクカミには安定しますが何度もサイクルするわけではない為負荷をかける事を優先しました。

 テラスタイプは地面テラスセグレイブやテツノドクガに抗える水。

 

ヒートロトム@オボンのみ

特性 浮遊 性格 図太い

テラスタイプ 鋼

努力値 252-0-132+-4-108-12

技 ボルトチェンジ イカサマ 鬼火 電磁波

 セグレイブに強いクッションとしての採用。テツノカイナやミミッキュなど格闘やフェアリー技持ちに対しても選出を検討します。

    最初はHB特化で電磁波→オーバーヒートでしたが草テツノドクガが重かった為深夜に草テラスエナジーボール+ヘドロウェーブをそこそこいい乱数で耐えて電磁波orボルチェンの削り+イルカマンで殴って処理できるように調整しました。ですがそもそも草テラス相手ならオーバーヒートのままで良かったと今書きながら気づきました。

 

サーフゴー@隠密マント

特性 黄金の体 性格 図太い

テラスタイプ 飛行

努力値 244-0-116+-38-0-108

S:最速アラブルタケ抜き

HB:飛行テラス後の塩漬けが19.6%〜24.8%

他にも意図があった気がしますが忘れました笑

技 シャドーボール ゴールドラッシュ 悪巧み 自己再生

 諸説枠。キョジオーンを絶対に倒すポケモン。シーズン序盤にアラブルタケに嵌められてからずっとこの調整のままなので要検討。

 最終日は3回しかキョジオーンに当たらず1回しか選出されななかったためほとんど置き物状態でした。

 

ガブリアス@命の珠

特性 鮫肌 性格 やんちゃ

テラスタイプ でんき

努力値 0-236+-28-0--244

地震+流星群でクレベースが確定

技 地震 テラバースト 流星群 剣の舞

 受け構築を1匹で破壊するポケモン。見た目上電気の一貫も切っています。たまに受け構築以外にも剣舞地震+テラバーストの範囲で活躍できました。

 役割が受けループの為選出率はとても低いですがこのポケモンのお陰で受けループには無敗でした。

 

3.選出・立ち回り

・イルカマン+ジバコイル+ブラッキーorロトム

 初手セグレイブの場合は格闘テラスインファイトで奇襲します。襷持ちかどうかは並びを見て考えますが一度も当たらなかったです。

ガブリアス+イルカマン+ジバコイルorサーフゴー

 対受け構築への選出。対面操作しながらガブリアスで崩します。

 

4.重いポケモン

・トドロクツキ

 とにかく重いです。構築にフェアリータイプがいない為まあ選出されます。ブラッキーで受けたいが喰らいつく挑発が怖くて選出できない。ロトムで鬼火や電磁波を入れるしかないが鉢巻持ちで受け出しできなかったり挑発で変化技を封じられたりやりたい放題されました。

・テツノドクガ

 眼鏡ならジェットパンチでワンパン可能だが草テラスだとどうにかサイクルで削ってジェットパンチ圏内に入れるか不意打ち格闘テラスインファイトロトムで電磁波を入れてインファイトで倒すしかないです。

サザンドラ

 イルカマンを意地っ張りにしたことで上から殴れない為制圧されてしまいます。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 今期は途中で離れてしまいましたが今までで1番頑張って対戦していたので一先ず自己ベストは更新できて良かったです。

 セグカミラッシャに対しては13-1で9割以上勝てたので狙い通りの動きはできていたと思います。(派生系にはもう少し負けてます)

 今後はテラピース問題と向き合いながらですが対戦自体は続けると思うのでもっといい結果で記事を書けるように頑張ります。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。