はじめまして、ネムといいます。
ポケモンSVシーズン6にて、最終2079位、最高レート1860の構築記事となります。
結果は満足のいくものではありませんでしたが、ポケモン対戦を始めた頃からの目標である最終3桁にあと一歩だったので、次に向けての記録という形で残したいと思います。
よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。
不慣れな為至らない点が多いと思いますがご容赦ください。
- 構築経緯
- 個体紹介
- 選出・立ち回り
- 重いポケモン
- 終わりに
TN ネム 最終207位
最終レート1806.982 最高レート1860.413
TN アストレア 最終5桁
1.構築経緯
S6はS5の上位記事のレンタルをお借りしながらいろいろな系統の並びを試して、そこから自分で構築を組んでみる動きを繰り返していました。ところが最終日3日前辺りからその時点で使っていた構築が全く勝てなくなりサブROMが5桁まで溶けたので構築の変更を余儀なくされました。
時間がない中で構築を組み直すに当たって、ステロ撒き+削りのディンルー、ステロ展開に強い厚底ブーツ神速カイリュー、こだわりメガネサーフゴーのスタンダードな並びがシンプルで使いやすいと感じたので上記の3体を軸としました。
「ディンルー+カイリュー+サーフゴー」の並びを使うに当たって、
①カイリューの神速を透かす速いゴーストタイプorゴーストテラス
②パオジアンの氷・悪打点、テツノツツミの氷・水打点
③ミミッキュ、ハバタクカミのゴースト・フェアリー打点
④初手のディンルー・イダイナキバ対面
⑤対セグカミラッシャ系統
⑥対チオンドクガ系統をサーフゴーだけでは見れない
⑦ミラーへの回答
主に上記が弱点になるとシーズン中に感じていたため、この辺りの最低限のケアは必要と考えました。
まず4匹目として氷・悪・ゴースト・フェアリータイプに強いポケモンを探したところ、フェアリーテラスのドドゲザンが当てはまったので採用しました。初めはパオジアン対策のゴツメを持たせたりメンタルハーブ剣舞型で使っていましたが、汎用性がなく最終的に対ハバタクカミの性能が跳ね上がる負けん気チョッキ型になりました。
次にディンカイサフゴミラーやパオジアン・テツノツツミ、水ロトムなどに強く、軸とドドゲザンに足りない素早さを補うスイーパーとして、耐久振りのスカーフハバタクカミを採用しました。
最後にチオンドクガ系統、キョジオーンに勝てる枠として水テラスのブーストエナジーテツノドクガを採用しました。
以上で構築の完成としました。
2.個体紹介
ディンルー@オボンのみ
特性 厄災の器 性格 腕白
テラスタイプ 水
努力値 244-12-12+-0-196-44
実数値 261-132-161-*-125-71
HD-眼鏡イーユイの臆病炎テラスオーバーヒート確定耐え
S5で結果を残した方の調整を参考にさせていただきました。
ステロ撒き+削り要員。テラスタイプは前期のフェアリーからパオジアンの氷柱落としを重く見て水は変更しました。
前期と比べてやはり対策が進んでいる感は否めませんが、それでも持ち前の耐久で仕事をしてくれました。
火力もあるため、テラスタル込みで低耐久のアタッカーなら突破できるので選出段階や対戦の流れ次第で積極的にテラスタルしてました。
特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り
テラスタイプ ノーマル
努力値 196-252+-0-0-0-60
実数値 191-204-115-*-120-108
技 神速 地震 羽休め アンコール
高耐久神速アタッカー。今期はパオジアンや高速アタッカーのゴーストテラスタルが増加した影響で動かしにくさを感じて選出率は控えめでした。
アンコールは裏に繋げたりトリックで縛って詰める動きが強いためずっと使ってましたが流石に読まれるようになってきた印象です。
サーフゴー@拘り眼鏡
特性 黄金の身体 性格 控えめ
テラスタイプ 鋼
努力値 4-0-0-252-0-252
実数値 163-*-115-203-111-136
(A個体値0)
技 ゴールドラッシュ シャドーボール
サイコショック トリック
CSぶっぱ。眼鏡の高火力やカイリューとの相性補完やトリックでの詰めは変わらず強力でした。フェアリーテラスを切ったドドゲザンとの補完も取れており非常に使用感が良かったです。
サイコショックの枠は10万ボルトやパワージェムと入れ替えながら使っていましたが、受け構築への打点としてサイコショックを最後は採用しました。
ハバタクカミ@拘りスカーフ
特性 古代活性 性格 控えめ
テラスタイプ フェアリー
努力値 100-0-172-212-4-20
実数値 143-*-97-200-156-158
(A個体値3)
S 最速コノヨザル抜き抜き
C できるだけ高く 耐久無振りのテツノツツミを確定で落とせるライン
あまりD
サイコショック パワージェム
お気に入りのハバタクカミです。サーフゴー以外に神速を透かせるのも高評価。
耐久振りが本当に偉くて、マルチスケイルやテラスタルどちらかを盾に居座ってきたカイリューにも対面勝てます。テツノツツミ対面もブーストエナジーなら耐えて返しのムーンフォースで倒す、眼鏡なら上から倒すことが可能です。
スカーフもよく刺さっていて、レギュレーションCはSブーストのハバタクカミが多く、次点で眼鏡型が多いことから、相手のパオジアンがこちらの型をSを削った眼鏡型と誤認して先制技を撃たずに上からムーンフォースで倒すことが何度もありました。
エナジーハバタクカミには対面勝てませんが、後述のドドゲザンがエナジーハバタクカミに強いので、一度流せば次は上から倒せる点もシナジーが取れていてとても良かったです。
サイコショックは前期1位の構築にドオーがいたため増える予想で入れましたが全然いませんでした。
パワージェムはウルガモスがきつくて入れましたが入れてからは一度も当たらなかったので撃ってません。
色違い個体はフォロワーさんに頂いたもので、活躍させてあげられて良かったです。
テツノドクガ@ブーストエナジー
特性 クォークチャージ 性格 控えめ
テラスタイプ 水
努力値 28-0-172-156-4-148
実数値 159-*-102-198-131-149
(A個体値2)
シーズン4最終1位のくろこさんの調整を真似させていただきました。
技 炎の舞 ヘドロウェーブ テラバースト
身代わり
中盤からチオンドクガやキョジオーン対策枠で採用しており、使い勝手がとても良かったため最後まで使い続けました。少なかったですが毒菱回収もできるのが偉い。構築のポケモン達との補完がいい具合に取れていたことも良いポイントでした。
水テラスなのでミラーやイーユイにも対面勝てます。交代読みやテラスタルで相性を覆して身代わりを貼る動きも強いため中速〜低速の構築には良く刺さりました。
カイリューの神速や高速アタッカーには隙を見せるため身代わりや裏でのケアをしっかりする必要があります。
ドドゲザン@突撃チョッキ
特性 負けん気 性格 意地っ張り
テラスタイプ フェアリー
努力値 124-244-0-0-0-140
実数値 191-204-140-72-105-88
S 無振りアーマーガア、4振りラウドボーン抜き
A ほぼ特化
あまりH
技 ドゲザン 不意打ち テラバースト アイアンヘッド
最終日2日前に降ってきたポケモン。レギュレーションAで結果を残していることからカイリューサーフゴーに強く、パオジアンやミミッキュに対しても対面勝つことができます。また、神速を透かすゴーストテラスにも強い点が素晴らしかったです。
特性や持ち物、技はギリギリまで迷走していて、聖なる剣を撃ちにきたパオジアンを倒すゴツメ、アンコールを誘って火力を上げる剣舞+メンタルハーブも試していました。ゴツメは電気テラバーストやおそらく交代かテラス読みの氷柱落としを撃たれることが多くて腐ってしまい、メンタルハーブも腐りやすいので対面性能を上げるチョッキに落ち着きました。
チョッキにしたことで眼鏡以外のハバタクカミに安定して後出しできるようになり、そこでムーンフォースのCダウンがよく発動していたので特性を総大将から負けん気にしてみたところ、とにかく刺さりました。ほぼ毎回Cダウンを引くので素晴らしい活躍でした。
ただ練度がなかったため不意打ち択で負けたりする事があったので、もう少し早く辿り着きたかったです。
3.選出・立ち回り
・ディンルー@2
・ドドゲザン@2
@2は刺さっていそうなポケモンや詰め筋を考えながら選出してました。
セグカミラッシャ系統
・ディンルー+ドドゲザン+サーフゴーorハバタクカミ
イダイナキバがいたらハバタクカミを選出。
チオンドクガ系統
テツノドクガを選出
4.重いポケモン・構築
・パオジアン
氷柱落としの怯みの運ゲーが酷いです。フェアリーテラスのドドゲザンを怯みで突破されて泣いてました。
テラスタルも電気だったりゴーストだったりこちらが嫌なタイプと型に変わってくるので本当に強いです。
絶対零度にも最終日初めて遭遇してきっちり3タテされてます。
このポケモンをいかに早く処理できるかが勝敗に直結してます。
ドドゲザン投入後は少し安定しましたが、剣舞を積まれたり搦手のあるミミッキュもいて非常に苦しめられました。
・イダイナキバ
前期6位の方のイダイナキバが初手ディンルーの天敵なので苦しいです。インファイトに地震を撃ち、次のインファイトにハバタクカミを合わせていましたが普通に読まれてぶちかましを撃たれます。
インファイトを甘んじて受けて次ターンでテラスタルした方が倒せますが、その後の立ち回りが窮屈になるのでしんどいです。
鬼火と蝶の舞で突破不可能になるのできついです。上手くテツノドクガが対面できるといい勝負できます。
・ロトム
スカーフトリックや鬼火がこちら視点見えにくく型を誤認すると非常に後手に回ります。
水はハバタクカミでなんとかしてました。炎はきついですが当たらなかったのでなんとかなりました。
・マリルリ
ディンルーがテラスタルを切らないと突破されるのでその後の立ち回りを考えて行動する必要があります。
・地割れチョッキディンルー
撤退前のあと1〜2勝で3桁というところで初ターンでディンルーを倒され2体目もほぼ相打ちのような形でもっていかれました。無理です。
5.終わりに
ここまで閲覧ありがとうございました。
今期は自己ベストの更新はありませんでしたが、ずっと目標にしている最終3桁に1番近いところまでいけた点は良かったです。
中盤〜終盤にかけて何度も何度も5桁まで溶かしては4桁前半へ戻すことを繰り返していたので、大きく溶かす前に修正して持ち直せるようになりたいと思います。
長文失礼致しました。
改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。