S14 使用構築 対面アシレカミカイリュー

 はじめまして、ネムといいます。

 ポケモンSVシーズン14の構築の記録になります。

 目標の3桁には届きませんでしたが、最低限の目標であるレート1800以上で終われたので記録に残そうと思います。

 よろしければ閲覧して頂けたら嬉しいです。

  1. 構築経緯
  2. 個体紹介
  3. 選出・立ち回り
  4. 重いポケモン
  5. 終わりに

 

TN ネム 最終レート1812  3108位

最高レート 1826

◎コンセプト

対面的に幅広く撃ち合っていく

運ゲに頼らない

 

1.構築経緯

 新環境という事でラティハッサムのサイクルや晴れウガツホムラ、雨ブリジュラス等の天候パ等有名な並びはいろいろ試しましたが思うように勝てなかったため、シンプルな対面構築で戦うことにしました。

 対面駒として「げきりゅうタスキアシレーヌ」がオーガポン以外の環境トップのポケモンに対して初手から腐らず仕事ができて使用感が良かった為採用。2手目以降のポケモンとして火力と行動保証のある「スケショしんそくカイリュー」と「エナジーハバタクカミ」を採用。4匹目にカイリューハバタクカミが苦手な鋼タイプに強い「炎オーガポン」を採用しました。

 ここまでの4体を固定して残り2枠を入れ替えながら対戦を続けていきました。

 最終的に地面枠で初手要員やあくびでサイクル破壊を狙える「あくび赫月ガチグマ」と、ここまでで苦手なHD又はチョッキランドロスへの圧力と赫月ガチグマやラティオス等の高火力特殊勢に抗えそうな「チョッキ水ウーラオス」を採用して完成としました。

 

2.個体紹介

オーガポン@かまどのめん

特性 かたやぶり→おもかげやどし 

性格 意地っ張り

テラスタイプ 炎

努力値 252-148+-0-0-0-108

実数値 187-174+-104-*-116-144

S 準速ランドロス抜き

Hぶっぱ あまりA 非テラス+2ウッドホーンドヒドイデが確定2発

技 つたこんぼう ウッドホーン 

  じゃれつく  つるぎのまい

 推しです。初めはHSベースで使っていましたが、どちらかというと中速寄りの並びに投げる事が多かったのでHAベースに変更しました。

 がんせきふうじやでんこうせっかが欲しい場面は多々ありましたが、じゃれつくは切れませんでした。同様につるぎのまいも受けやサイクル破壊で非常に強力だったので最後まで変えずに潜りました。

 

アシレーヌ@きあいのタスキ

特性 げきりゅう 性格 控えめ

テラスタイプ 鋼

努力値 156-0-4-252-4-92

実数値 175-84-95-195+-137-92

A 個体値最大

C 特化

H 16n-1

技 うたかたのアリア ムーンフォース 

  アクアジェット  アンコール

 今回の組み始めのポケモン。勝率トップ10までの相手に対して互角以上に撃ち合う、テラスタルを切らせる事ができると考えて採用しました。

 初手に電気テラバのパオジアンを呼びやすく、ほぼ全員襷を持っていないためげきりゅううたかたのアリアで吹き飛ばすのが病みつきになります。

 アンコールで起点回避もできるためアクアジェット読みで積んできそうな気がしたら積極的に押していました。

 オーガポンにだけは絶対勝てないので大人しく裏の圏内まで削って退場になります。

 スポンジさんの動画の調整を拝借していて、Sが過剰な気がして耐久に回す事も考えましたが仮想敵との確定数がそんなに変わらなかったのでそのままにしています。ハッサムの上を取れる恩恵はありました。

 上位の方の並びを見て草テラスもガッサ対策でありだったなと感じています。

 

カイリュー@イカサマダイス

特性 マルチスケイル 性格 意地っ張り 

テラスタイプ 鋼

努力値 4-252+-0-0-0-252

実数値 167-204-115-*-120-132

準速ASぶっぱ

技 スケイルショット しんそく

  じしん りゅうのまい

 最強のカイリューの内の1体。言うまでもなく強いので特に言うことはありませんが、特にしんそくとの同居が偉いと感じていて、しんそくやじしんを先に見せることでノーマルテラスを誤認させたり、ハバタクカミミラーで先にテラスタルを切らせればしんそくが通って無償突破できるなど、アイアンヘッドを切るデメリットを感じさせない程でした。

 大事なところでのスケイルショット外しだけが駄目なポイントでしたが、採用するメリットの方が大きすぎました。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性 こだいかっせい 性格 臆病

テラスタイプ 水

努力値 4-0-76-172-4-252

実数値 131-*-85-177-156-205+

    (A個体値1)

S 最速

HB 陽気パオジアンのふいうち耐え

  テラスタル込みで水テラス意地すいりゅうれんだ耐え

  無振りランドロスのじしん耐え

C 余り できるだけ高く

技 ムーンフォース シャドーボール

  めいそう みがわり

 ミラーが不毛なので最速です。カイリューと共にスイーパーも担って欲しかったのでテラスタルの様子見やでんじは・ふいうち透かしのみがわりとポリゴン2などの低速特殊アタッカーを起点にするめいそうを採用しました。

 最速にした事で耐久が心許なくなった事や、HD又はチョッキのランドロスが爆増していて動きにくい事もありましたが、とても信頼してました。

 

赫月ガチグマ@たべのこし

特性 しんがん 性格 控えめ

テラスタイプ 毒

努力値 252-0-76-172-4-4

実数値 220-*-150-194-86-73

    (A個体値0)

 過去に結果を残された方の調整を参考にさせていただきましたが、どの記事か分からなくなってしまいました。

技 ブラッドムーン だいちのちから

  ハイパーボイス あくび

 ドヒドイデやキョジオーンがいたりあくびで相手の積みやエナジーを流した方が強そうな時に選出しました。あくびで荒らしながら高火力を押し付けていくだけで試合が終わることもあって強かったです。

 唯一の毒テラスなので選出画面でどくびしがちらついたら初手に置いて即テラスタルして、カイリューと一緒に対応してました。

 

連撃ウーラオス@とつげきチョッキ

特性 ふかしのこぶし 性格 意地っ張り

テラスタイプ 鋼

努力値 124-236-12-0-28-108

実数値 191-198-122-*-84-131

HB 特化オーガポンのウッドホーン確定耐え

HD 臆病ハバタクカミのムーンフォース、臆病ラティオスの眼鏡りゅうせいぐん確定耐え

S 準速カイリュー抜かれ

A 余り

技 すいりゅうれんだ ドレインパンチ 

  アイススピナー  アクアジェット

 朝の3時から投入された今回の諸説枠です。この枠だけ最後まで全く決まらなかったので終盤増えていたランドロスへの牽制と、不足していたガチグマやラティオスなど高火力特殊に抗える枠としてチョッキで採用しました。

 結局ほぼ選出できず置物になっていましたが、採用してからランドロスの被選出率は大きく減ったので見せポケとして仕事をしてくれました。

 Sをカイリュー抜かれに落としてスケイルショットでBが下がった所にアイススピナーでワンパンという記事を参考にしましたが、終盤飛行テラバばかりだったので出したらカモられてたと思います。

 

3.選出・立ち回り

・VSスタンパ

 アシレーヌ+ハバタクカミ+カイリュー

まずこれを通せそうかを考えます。

・スタンパ以外の対面構築

 初手アシレーヌorガチグマ+@2

・VS毒菱展開

 ガチグマ+カイリュー+@1

 ガチグマで即毒テラスします。

・受けループ

(ドヒドイデ・ラウドボーン・ハピナス

グライオンクレベース・ヘイラッシャ)

 ガチグマ+カイリュー+オーガポン

 負け続けた結果ドヒドラウドボーンハピナスの3体しか出てこないと判明したので、

 ①初手毒テラスして攻撃 ②ハピナスにあくびしてカイリューに即引き→お相手は居座るしかない ③カイリューでじしん→ラウドボーンが受けにくる→ガチグマに即引き ④①〜③を繰り返してラウドボーンにテラスタルを切らせる ⑤あくび後オーガポンに引き剣舞してひたすら殴る

 とシステム化してからは3戦全勝でしたが、上位のラウドボーンはとくせいガードを持っているようなので多分通用しません。

 

4.重いポケモン・構築

・HD又はチョッキランドロス

 氷テラバーストの採用を本気で考えるくらいには苦手でしたが、最後の方は出てこなかったので助かりました。

・水オーガポン

 誰もワンパンできないので何かしら仕事をされてしまいます。

・ウガツホムラ

 晴れパの火力も嫌ですが物理受け型が突破できなくなることが結構ありました。

・ブリジュラス

 単体で苦手という意識はありませんでしたが、振り返ると勝率低めでした。

 

5.終わりに

 ここまで閲覧ありがとうございました。

 レギュレーションE最初のシーズンではいろんな構築を試して返って迷走してしまったので、今回は方向性を早めに決める事ができた点は良かったと思います。

 最終3桁には未だ届きませんが、3ヶ月振りの最終日でひとまず最低限の目標は達成できて良かったです。今後も体調管理しながら頑張ろうと思います。

 長文失礼致しました。

 改めまして、ここまで閲覧ありがとうございました。